どうして犬に吹き出物ができるの?原因と対策を紹介します!

犬にも人のようにニキビのような吹き出物ができます。

しかし、そのニキビは、ニキビではなく「膿皮症」の可能性があります。
この膿皮症は放っておくと炎症やかさつきなどの症状に発展する可能性があるので、対策が必要です。
そこで、本記事では、膿皮症の原因とその対策について解説します。

□犬の吹き出物の主な原因とは?

犬の吹き出物、特に膿皮症は、皮膚の免疫力が低下した際にブドウ球菌に感染することで発症します。
ブドウ球菌は皮膚の常在菌であり、通常は無害ですが、免疫力が低下するとその数が増加し、皮膚トラブルを引き起こします。

免疫の低下は皮膚が不衛生な状態にあると特に発生しやすくなります。
シャンプーを怠ったり、寝床の掃除を怠ったりすると、皮膚の免疫力が低下しやすくなります。
特に手足が汚れた状態で体を掻くと、傷口から感染する可能性が高まります。
このような状況は、日常のケアが不十分であることが多く、注意が必要です。

また、食物アレルギーが原因で引き起こされる場合もあります。
食べ物以外にも添加物に対するアレルギーも考慮に入れるべきです。

□犬の吹き出物の治療法をご紹介!

犬に吹き出物ができてしまった場合、以下のような治療法があります。

1.外用薬とシャンプー療法

犬の吹き出物の治療には、外用薬やシャンプーが一般的です。
皮膚を清潔に保つためには、薬用シャンプーで定期的に洗浄することが推奨されます。
また、消毒薬や消毒シートも有用です。

2.食事療法

食物アレルギーが原因である場合、食事療法が効果的です。
獣医師の指示に従い、アレルギーの症状を抑える薬も使用されることがあります。
食事の内容を見直すことで、皮膚トラブルの改善が期待できます。

3.行動療法

ストレスが原因で皮膚を掻き壊す場合、行動療法が有効です。
しつけや内服薬によって、犬のストレスを軽減できます。

4.投薬

全身に症状がある場合や、寄生虫が原因である場合は、飲み薬が処方されます。
飲み薬は通常約2~3週間服用しますが、抗生物質の飲み薬は副作用を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
薬を使用する際は、獣医師の指示を厳守しましょう。

□まとめ

本記事では、膿皮症の原因とその治療法について解説しました。
膿皮症の原因は、衛生面や食べ物によって引き起こされることがあるため、まずは清潔な環境にし、食べ物にも十分気を付けましょう。
それでも、膿皮症になってしまった場合は、本記事を参考にして、治療してください。