トイプードルと聞いて、豊富なカットスタイルを思いつく方は多いのではないでしょうか。
実際に、季節や気分に合わせて、カットスタイルをアレンジできるのが、トイプードルの特徴です。
そこで今回は、トイプードルのカットスタイルの中でも、顔回りのカットスタイルに焦点を当て、手入れの方法と共にご紹介します。
□トイプードルのカットの種類
1.ピーナッツカット
可愛らしさと手軽さが特徴的なピーナッツカットは、口周りの毛を丸く整えることで、顔がピーナッツのような形状に見えるため名付けられました。
そのため、マズルが長いトイプードルにも、このカットは非常に似合います。
ただし、口周りは汚れやすい部分なので、日常的に拭き取る手入れが必要です。
2.アフロカット
毛の量が多くても映えるカットスタイルと言えば、アフロカットでしょう。
このスタイルは、頭部の毛をボリューミーに整えることで、愛らしい丸みを帯びた形になります。
ただし、毛が絡まりやすいため、頻繁なブラッシングが必要です。
3.モヒカンカット
モヒカンカットは、個性的でありながらも、そのかっこよさで注目を集めるカットスタイルです。
イメージとしては、頭部の毛を中央に残し、その周囲を短くすることで、人間のモヒカンスタイルを模倣します。
マズル(犬の鼻口部)の長さに関係なく、どのトイプードルにも似合うため、迷ったらモヒカンカットを選んでみると良いかもしれませんね。
ただし、このスタイルを維持するためには、日常的なブラッシングが必要です。
◻︎トイプードルのカットスタイルを長持ちさせるコツ
*毎日のブラッシング
トイプードルの毛は巻き毛であり、絡まりやすい性質があります。
そのため、毎日のブラッシングは、毛玉を防ぐだけでなく、皮膚トラブルの早期発見にもつながります。
また、ブラッシングは飼い主とのスキンシップの時間ともなり、愛犬の心地よさを高めます。
*月1回以上のシャンプー
トイプードルは、臭いが少ないものの、その毛の性質からほこりや汚れを巻き込みやすいです。
月に一度のシャンプーは、その汚れを落とし、皮膚の健康を維持するために重要です。
ただし、冬場は皮膚が乾燥しやすいため、シャンプーの間隔を調整することも考慮に入れましょう。
*部分的な自宅でのカット
目の周りや口周り、お尻周りなど、特定の部分は自宅で手入れが可能です。
定期的に自宅でカットを行うことで、カットスタイルを長持ちさせられます。
ただし、全体のカットは専門の知識を持つトリマーに任せることをおすすめします。
◻︎まとめ
トイプードルのカットスタイルは、その多様性と手入れの方法によって、愛犬との生活が一層豊かになります。
美しいカットスタイルを維持するためには、日々の手入れが欠かせません。
この記事で紹介した各スタイルとその手入れ方法を参考に、愛犬との素晴らしい日々を過ごしてください。