シーズーはふさふさした毛が印象的な犬種です。
そのため、顔カットの際に、難しいと感じる方も一定数いらっしゃいます。
本記事では、シーズーの特徴や、カットのタイミング、顔カットのテクニックについてご紹介します。
□シーズーってどんな犬?
1.お手入れ時の留意点
シーズーは鼻の周りが短く、そのため目やにがたまりやすく、汚れも溜まりやすいことがあります。
さらに、シーズーは皮脂分泌が多く、皮膚病にかかりやすい傾向があるため、毎日のブラッシングなど、お手入れを怠らないようにしましょう。
2.シーズーの被毛
シーズーは、ダブルコートと呼ばれる2層の毛で覆われています。
上毛と下毛の2つの層から成り立っています。
上毛は太くて硬い毛で、一年中存在し、外部からの寒さや刺激から体を保護します。
アンダーコート(下毛)は柔らかく密集しています。
シーズーの毛は放置すると伸び、床に毛が散らばる可能性があるため、定期的なトリミングが必要です。
3.シーズーのカットの頻度
シーズーのカットの頻度は月に1回程度がおすすめです。
冬季は静電気によりホコリを引き寄せやすく、夏季よりも毛が汚れやすいため、月に1回のカットの間にシャンプーも検討しましょう。
□シーズー顔カットのテクニック
1.絶対にひるまない
シーズーが途中で噛みついたり暴れたりしようとしても、決して手を引っ込めないように心がけましょう。
手を引っ込めることは犬にとって、噛んでもカットを避ける手段だと誤解させる可能性があるため、注意が必要です。
危険な場合には革製の手袋を使用することも考えられます。
2.飼い主ファースト
犬に対して、飼い主がリーダーであることを理解させることが大切です。
しっかりとしつけ、犬にあなたの指示を従順に守ることを学ばせましょう。
3.忍耐強さ
カットが初めての場合、シーズーは反抗的な態度を取ることがあります。
しかし、冷静で忍耐強くカットを続けることで、犬は次第に抵抗を減らすことがあります。
4.褒める
カットが終わったら、シーズーをたくさん褒めてあげましょう。
飼い主さんがポジティブな反応を示すことで、カットが嫌なものではないと認識してもらえる可能性があるからです。
□まとめ
シーズーは鼻の周りが短いため、目やにがたまりやすく、汚れも溜まりやすいことがあります。
そのため、定期的なお手入れが重要です。
顔周りのカット時には、ひるまず飼い主ファーストの意識を持つことが必要です。
本記事を参考に、シーズーとの信頼関係を築けることを願っています。