日常的にペットと過ごしていて、毛の長さや毛玉の多さが気になる、なんてこともあるでしょう。
犬を飼っていると定期的に必要になるのが、トリミングです。
そこで今回は、トリミングにかかる工程別の時間の目安と、時間がかかる場合がある犬の特徴について解説します。
犬を飼い始めたばかりの方、次にトリミングに行く際に参考にしたいと考えている方は、ぜひご覧ください。
□トリミングにかかる基本の時間は?
1.下準備
トリミングにおいて、下準備は非常に重要なステップです。この段階で犬の体をしっかりとブラッシングし、毛玉を取り除く作業が行われます。目安としては、15分から25分ほどかかることが一般的です。
2.シャンプーとドライング
シャンプーは、犬の皮膚と毛に優しい専用の製品を使用し、15〜20分ほどかけて行われます。
その後のドライングは、犬種・毛の長さによって時間が大きく変わる場合があり、20〜40分ほどを目安として見ておくと良いでしょう。
3.カットの時間
カットにかかる時間は、犬種やその日の状態によっても変わりますが、一般的には1〜1.5時間程度です。
上記3つの段階にかかる時間を合計すると、トリミングには大体2〜3時間程度が必要になるとわかります。
ただし、これはあくまで目安の時間であるため、犬の状態や犬種によっては、それ以上の時間が必要な場合もあることを留意しておきましょう。
□トリミングの時間がかかるときって?
*大型犬や長毛種の場合
大型犬や長毛種は、その体積と毛量から、小型犬よりもトリミングに時間がかかります。
特に長毛種は、シャンプーだけでなく、ドライヤーによる乾燥作業にも時間がかかる傾向があります。
*複雑なカットをオーダーした場合
犬のカットスタイルによっても、所要時間は大きく変わります。
例えばライオンカットやテディベアカットなどの、複雑なスタイルを希望すると、その分時間がかかることが多いです。
*犬がトリミングを嫌がる場合
トリミングが初めての犬や、他人に触られるのが苦手な犬は、トリミングに抵抗することが多く、その結果、所要時間が延びる場合があります。
暴れる・噛み癖がある犬に対しては、おとなしくなるまで待つことや、口輪を装着した状態でのトリミングが必要となる場合もあります。
◻︎まとめ
犬のトリミングにかかる時間は、犬種・その日の状態・飼い主の希望によって大きく変わることがあるため、基本的な目安としては2〜3時間程度を考えておくと良いでしょう。
この記事を参考に、愛犬との共同生活をより快適に、そして計画的に過ごしていただければ幸いです。