老犬を預かってくれるところってどこ?預け先と年齢制限について

老犬を預かってくれるところってどこ?預け先と年齢制限について

愛犬が年を重ねると、そのケアにも特別な配慮が必要になるため、毎日のケアは大変と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、短時間から利用できる老犬を預けるサービスです。

この記事では、老犬を預ける際の施設の種類・サービス内容、そして選び方のポイントを詳しく解説します。

◻︎老犬を預かってくれるところの種類

*老犬向けデイサービス

老犬向けのデイサービスは、日帰りを基本とし、夜間のお預かりも選択肢に含まれています。
老犬向けとあるように、施設の利用には年齢制限が設けられており、多くは8歳以上の犬を対象としています。

痴呆症や身体障害、投薬が必要な犬も対象とされており、食事や排泄の補助、床ずれ防止のマッサージなどがサービス内容に含まれています。

*老犬向けペットホテル

老犬向けのペットホテルは、豊富な設備が魅力です。
芝生のドッグランやトリミング設備、車いすの提供など、老犬にも配慮した環境が整っています。
飼い主が旅行や用事で不在の際に、安心して預けられる場所です。

*老犬ホーム

老犬ホームは、高齢犬の長期的なケアが可能な施設です。
寝たきりや夜鳴き、徘徊などの問題を専門のスタッフがケアします。
ショートステイから長期預りまで、多様なニーズに対応しているのが特徴的です。

◻︎老犬を預けるには年齢制限がある?

多くのペットホテルや老犬ケア施設では、老犬特有の健康リスクやケアの複雑性の考慮から、年齢制限を設けています。
年齢が進むと犬も人間同様、様々な病気や障害が出やすくなるため、施設側にも高齢犬のケアには特別な配慮と専門的な知識が必要とされるのです。

そのため、年齢制限がある施設では、10歳以上の高齢犬の預け入れが難しくなる傾向にあります。

ただし、施設によっては別途追加料金を払う形で、年齢制限を設けていない所もあるため、老犬が必ずしも施設の利用ができないわけではありません。
年齢制限がある場合でも、事前によく確認し、必要な手続きを済ませておくことで、多くの施設で預け入れが可能です。

特に健康に不安がある場合は、動物病院と提携している施設を選ぶと安心でしょう。
また、事前に施設のスタッフとしっかりとコミュニケーションを取ることで、犬の状態や必要なケアについての理解を深め、適切なサービスを受けられる可能性が高まります。

さらに、高齢犬専門の施設を選ぶことで、年齢制限を気にする必要がなくなる場合もあります。これらの施設は高齢犬のケアに特化しているため、飼い主も安心して預けられるでしょう。

◻︎まとめ

今回は、老犬を預けられる施設の種類と、預ける前に確認すべきポイントである年齢制限について解説しました。

老犬を預ける際には、施設の種類だけでなく、サービス内容・年齢制限など、多くの要素を考慮する必要があります。
この記事で紹介した内容が、お客様の施設選びに一助出来たら幸いです。